人工知能と知的財産 【知財コラム】知的財産奮闘記

韓国で独自に進化したリーガルテクノロジー

 「最も有名な知財訴訟はなんですか!?」との質問に対して、多くの方は、サムスンVS アップル訴訟を挙げられるでしょう。アメリカ主体の知財訴訟は、サムスンというアジアを代表する大企業がアメリカ企業に真っ向勝負を挑んだことで大変話題になるとともに、多くのアジア企業に衝撃を与えました。日本では、以前より特許を検索するためのソフトウェア開発が盛んでしたが、韓国は、アメリカや日本よりも特許が少ないという背景もあり、特許検索だけではなく、特許の価値評価システムの開発が盛んとなりました。
 現在、ビジネスパートナーである韓国人のKang さんと一緒に人工知能技術を用いた知財価値評価システムの開発および提供しています。Kang さんは、元々ゲームプログラマーであり、韓国弁理士の経験を経て、約10年に亘り知的財産価値評価システムの開発をしています。
 Kang さんと私は、アジア企業の特許は休眠特許が多く、その価値を理解されることなく死蔵特許となることが多いことを嘆き、そのような特許を救い出し、世の中に役立つ特許であることの見える化・活用する夢を追い求めています。

写真1

Kang さんと開発ミーティング ソウルにて

パテントピアの世界

 Kang さんの知財価値評価システムで、バーチャルリアリティ技術(VR)の米国特許3153件を解析すると、例えば、図1や図2のようなグラフを皆さんがお使いのエクセルで描画可能です。図1からマイクロソフトが圧倒、図2の情報を踏まえるとキヤノンの存在が面白いことがわかります。

図1 VR 特許を保有する企業価値評価

図2

図2 売買された特許の特許インパクト

 ここで、パテナビ読者の皆様にもKangさんのシステムを無料で利用して頂きたいと思います。YAHOO で「Patentpia data store」と検索してください(URL  https://datastore.patentpia.com/main)。すると、パテントピアデータストアにアクセスでき、図3のような画面がでてきます。

図3 Patent Data Store

そこで、Google をクリックしていただくと、図4のような画面にいきますので、図4の赤枠のデータをダウンロードしてください。

図4 Excel の解析シート画面

 ダウンロードしたExcel のオレンジ枠のVisualization UI タブにて解析したい機能をクリックし、Go ボタンを押してください。色々な解析をお楽しみいただけます。

図5 解析エクセルシート

 パテントピアデータストアには、大企業ごとの米国特許の価値評価結果を約25%無料ダウンロードできます。すべてのデータをダウンロードし解析したい場合は、販売代理店の株式会社ゴールドアイピーにご連絡頂ければ、ウェブ価格の2割引きで購入できます。是非、韓国で独自に進化した知財価値評価システムをお試しください。
 韓国出張の楽しみは焼肉です。おかみさんが独自の煙吸引装置だといって自慢をしていたので、特許をとっていたのかなーと思いつつ、韓国では色々なものが独自に創造されるすごさを感じました。また、焼肉食べにいきたいな。

図6

図6 焼肉の煙吸引装置

GoldIP

株式会社ゴールドアイピー
〒108-0074 東京都港区高輪3 丁目23-17
品川センタービルディング406
E-mail  info@goldip.co.jp
電話:03-5422-9730 FAX:03-6422-9740

知的財産奮闘記 著者プロフィール

特許事務所 白坂パテントパートナーズ 所長 白坂 一
弁理士 (登録番号16132)
防衛大学校卒
1級知的財産管理技能士(旧知財検定1級)
国家試験 知的財産管理技能検定 技能検定委員
同台経済懇話会 各期代表
小田原箱根商工会議所会員
銃剣道初段

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