実用新案とは

実用新案とは

実用新案とは考案のことであり、
実用新案権とは、考案を保護する権利のことです。

特許で保護される発明が高度なもの、に比べて高度でないものが考案と考えたらわかりやすいと思います。
また、物品の形状、構造又は組合せに係るものに限られます。
特許と違い審査なしに登録され、実用新案権を獲得できます。
実用新案権の存続期間は“出願日から10年”です。

お察しの通り、審査なしということは似通った考案が世にあふれるわけですが、かわりに技術評価書制度があります。
これは、たとえばAさんが「Bさんの実用新案権は私のと似ているから無効だ」としたときに客観的判断材料として技術評価書を用いることができます。
つまり、出願した考案に実用新案権を与えるけれど、何かあったら技術評価制度を用いて判断しましょうということです。

え、そんなの意味あるの?と思った方もいるでしょう。
いや、ものすごく意味があります。
中国で巨額賠償支払いとなったシュナイダー事件にみられるように、国によってとんでもない訴訟リスクを負うことがあります。
もっぱら海外に展開をする際は、その国の事情を鑑み、考案といえど積極的に権利取得していったほうがよいでしょう。

次に産業財産権のひとつ意匠について説明します。

特許ウーマンNami プロフィール

特許事務所 白坂パテントパートナーズ  藤井奈美さん

特許事務所 白坂パテントパートナーズ 藤井奈美さん
【血液型】:B型
【趣味】登山、読書、中国語
【経歴 】2012年より白坂一の秘書としてスケジューリング~海外代理人の来日の際や現地への訪問の際には、渡豪経験で培った英語力を活かし、通訳(英日)も担当している

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